花火大会やお祭りなど夏のイベントにはいつもとは違う " 浴衣 " を着てお出かけしたいですよね。でも、いざ浴衣を着てみるとなんだかメイクと合っていない..?それではせっかくの浴衣姿がもったいない。
まだ浴衣を着るチャンスはあるのに「浴衣メイクに自信がないな..」と、悩まれている方に浴衣に似合う艶やかメイクをご紹介します。
大和撫子 艶やかメイク
浴衣メイクの基本は、自然で控えめな印象のメイクにすること。 特に、淡い色の浴衣にはこのようにおしとやかなメイクがおすすめです。
ベースメイクは透明感のあるナチュラル肌に仕上げ、目元はベージュ×ブラウンのグラデーションに、チークはふわりと薄くのせ、リップはつや感のある淡いベージュピンクか優しい色づきのアプリコットを。
アイラインとマスカラはごく自然に、湯上がりのほんのり血色のいい顔をイメージしてメイクをすると、艶っぽくしとやかな雰囲気に仕上がります。
POINT メイクを淡い色だけで仕上げるときには、唇をマットにすると顔全体がのっぺりとした印象になりやすいため、リップに " 控えめなつや " を入れて自然に立体感のある顔にするのがおすすめです。
浴衣の色をいかして リップをトーンアップ
現代的デザインで鮮やかな色が入っている浴衣のときには、アイラインやマスカラを少しはっきりめにして、リップも浴衣の中にある色よりは控えめに&トーンを上げた鮮やか色にすると素敵です。
ピンクがポイントの浴衣にはチークも同じピンクを使った方がバランスが良くきれいです。 目元は明るいブラウンのグラデーションで多色使いせずシンプルに。
1番明るいアイシャドウを下まぶたのまつ毛にそって目頭から目尻までのせ、下まぶたの目尻にもほんの少し一番濃い色をのせると優しい印象の目になります。
メイクの手順
ファンデーションまでのベースメイクを終えたら、眉を描きます。
おしとやかな女性らしい眉にするには眉尻を、小鼻と目尻を起点にした延長線上の位置までの間で少し長めに。
アイシャドウを淡い色にするので、アイラインは黒で細く描いた方が目がはっきりと綺麗に見えます。 ごく細かいパール感のあるアイシャドウで品のある目元にするのがポイントです。
チークは笑顔になったときに、頬が盛り上がる一番高い位置からこめかみにかけて楕円形に淡くぼかしながらのせます。
唇は少しつや感のあるものを使うと艶やかさがアップして、浴衣姿をいっそう魅力的にしてくれます。
鮮やかな浴衣に似合う 華やかメイク
浴衣が鮮やかな色柄のデザインのときには、華やかなメイクがよく合います。
アイランを長めに引いて切れ長な目にすると大人っぽく仕上がり、アイシャドウの色は控えめにレトロモダンなイメージのメイクにすると流行もおさえた品のいい印象に。
POINT 口紅を濃い色にした場合、パールやグロスを使ってしまうと悪目立ちしておしとやかさや品が失われてしまいます。 光をさしたいときは下唇の中央に少しだけのせると品よく艶っぽさをプラスできるので、ぜひおさえたいポイントです。
ポップで涼し気 Girlyメイク
目元に明るいブルーを入れるとポップで涼し気なガーリーメイクに。
色柄がブルーや紺の浴衣に合わせると相性がよくかわいい印象になります。
チークは肌なじみの良いピーチカラーをふわりとのせて、リップはパール感のない青みがかったローズがきれいに馴染みます。
目に注目を集めるメイクのため、唇は目立たないようにツヤ感も抑えるとバランスもよくカラー使いをしても品のあるメイクになります。
大人の深色カラーメイク
かわいいよりも大人っぽいカラーメイクがしたいと思われている方には、深色を使ったアイメイクをおすすめします。
緑がポイントの浴衣にはカーキ系でほんのりブラウンを感じる深みのあるグリーンを使い、しとやかな雰囲気に仕上げると素敵です。 唇はベーシュ系で少しつや感のあるものを選ぶと色っぽい艶やかなメイクに。
ほかの色の浴衣にカラーメイクを取り入れる場合もポイントとなる色の深色を選んで、控えめリップをすることで大人っぽい浴衣に似合うメイクになります。
使いやすいアイシャドウの色は:カーキ / ネイビー / ボルドー / パープル アイホールにグラデーションになる薄い色を、アイラインに沿って濃い色を線を引くように細く入れると、派手にならずにさり気なく大人な雰囲気のアイメイクに仕上がります。
花火大会やお祭りも各地で開催が続き、薄すぎない生地と落ち着いた色柄であれば 9月中旬くらいまでまだまだ浴衣を着られるチャンスがあります。 浴衣に合わせた素敵なメイクで、かわいい&おしゃれな浴衣姿をたくさん楽しみたいですね。
夏休みにあまり出かけられなかった方も、お盆を過ぎて少し落ち着いた浅草の町や日本橋のアートアクアリウムにお出かけしたり、家族やお友達と手持ち花火や線香花火を楽しむなど、笑顔で浴衣を着た夏の思い出をこれからたくさん増やしてみてはいかがでしょうか♪